瞬間英作文の森

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瞬間英作文についての個人的見解

瞬間英作文って何?

 瞬間英作文とは『英語上達完全マップ』の著者として知られる森沢洋介氏が提唱した英語学習法の1種で、読んで字のごとく「瞬間的に英作文をすること」です。英作文と聞くと、机に向かって和英辞書を片手にどうにかこうにか英文をつぎはぎしていくイメージをする方もいるかと思いますが、瞬間英作文はそれとは全く別物だと考えてください。個人的な感覚としては、どちらかというと勉強よりもスポーツに近いです。頭ではなく口が勝手に動くようにトレーニングすることが瞬間英作文のきもだといえるでしょう。

 

瞬間英作文の効果

 瞬間英作文は結局のところ、自分が理解できる英語を自分が話せる英語に引き上げるためのトレーニングですから、その効果が最もよく表れるのはスピーキング能力です。私自身、学生時代に英文が不自然だというクレームがあることでも知られる瞬間英作文のトレーニング』に3カ月ほど取り組んだところ、長めのセンテンスでも口からついて出るようになるという感動的体験を味わえました。さらに驚いたことは、リーディングとリスニングの能力までもが目に見えて向上したことです。この時期にTOEICのスコアが700点前後から900点超まで急激に伸びたのは、瞬間英作文で英語の運用能力が向上したからだと思います。他にも、モチベーションの維持向上が容易になるのも見逃せない効果として挙げられます。というのも、スピーキング能力を瞬間英作文できる英文の数に置き換えることで(両者は必ずしもイコールではないですが)自分の成長を逐一把握できるからです。

 

瞬間英作文の素材選択

 瞬間英作文の素材として最適な英文は、その文法構造を一読して把握でき、自分がその英文を話せるようになりたいと強く感じたものです。大学受験用の英作文の参考書は主に書き言葉を扱っており、不自然な言い回しのものも多いので瞬間英作文の素材には適しません。パッセージ以上の長いものもストレスがかかるのであまりおすすめはできません。私が個人的に使えると思う瞬間英作文の素材を2つ挙げておきます。

・『表現のための実践ロイヤル英文法』…かの文豪村上春樹が推薦する英文法書。なぜ『Forest』ばかりが高等学校の指定図書にされるのか理解に苦しむ。古臭い表現も散見されるが、瞬間英作文したいと思わせる表現が多い。ネイティブの解説もふんだんに盛り込まれておりスキがない。

・『English Grammar in Use』…英文法を英語で学びたい人のために書かれた参考書だが、瞬間英作文の教材としても最適だ。問題を解くだけで終わりにするのはあまりにももったいない。ちょっと値段が高いのが玉に瑕だが、値段以上の価値は間違いなくある。アメリカ版とイギリス版があるので注意。

 

瞬間英作文をより快適に

 みなさんはAnkiという素晴らしいアプリがあることをご存じでしょうか。Ankiはひと言でいえば「ハイテクな単語帳」です。紙の単語帳と決定的に違うのは復習すべき内容を自動で選別してくれる点にあります。Ankiは長期記憶の形成に有効な分散学習のアルゴリズムを搭載したアプリなので、これを使うか使わないでは学習効率に雲泥の差が出ます。持っていない方はぜひダウンロードしてオリジナルの瞬間英作文帳を作ってみてください。iPhone版は3000円しますが、他のフォーマットでは無料で使えます。パソコンとスマホで同期もできるのでとても便利です。

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Anki(Windows版)のスクリーンショット